1963.名古屋鉄道名鉄一宮駅



名古屋鉄道名鉄一宮駅は島式2面4線の高架ホームを有する、
名古屋本線及び尾西線の駅である。
また尾西線津島から分岐して須ヶ口まで結ぶ津島線も乗り入れる。
1番線は尾西線上下線が使用、津島から分岐する津島線もここを使用、
2番線は名古屋本線下りが使用する。
3番線、4番線は上り列車となっていて、基本的には4番線を使用、
3番線は下り回送列車と上り始発列車が使用する。
画像は西口で、名鉄百貨店の駅ビルが出入口となっている。
名古屋鉄道は1894年6月に設立された愛知馬車銕道が、
2年後に名古屋電気鉄道に改称、
1898年5月に笹島から県庁前の間を開業を始め、
名古屋市内から尾張北中部へと路線を延ばしていった。
1906年12月に尾張電車鉄道、一宮電気鉄道を吸収合併、
1919年4月に熱田電気軌道を合併、
1921年6月に市内線譲渡準備として名古屋鉄道が設立された。
名古屋電気鉄道は解散し、名古屋鉄道が名古屋以西の郊外路線を譲渡された。
名古屋鉄道は1925年8月に尾西鉄道を合併、
1930年8月に美濃電気軌道を合併、
同年9月に名古屋鉄道から名岐鉄道に社名変更した。
1935年3月には各務原鉄道を合併した。
名古屋以西は名岐鉄道によって整備されていったが、
名古屋以東は1909年9月に設立された知多電車軌道に始まる。
同社は1910年11月に愛知電気鉄道に改称し、
912年2月に伝馬町(現・廃止)−大野(現・大野町)を開通させた。
1922年7月に東海道電気鉄道を合併、
1926年12月に西尾鉄道を合併した。
1935年には現在の名鉄路線名古屋以西を敷設した名岐鉄道と、
名古屋以東を敷設した愛知電気鉄道が合併して名古屋鉄道が誕生した。
1939年9月に瀬戸電気鉄道を合併、
1940年9月に渥美電鉄を合併、
1941年6月に三河鉄道を合併、
1943年2月に知多鉄道を合併、3月に東美鉄道、竹鼻鉄道を合併、
1944年3月に碧海電気鉄道、谷汲鉄道、豊川鉄道、鳳来寺鉄道を合併した。
戦後の1954年10月に渥美線を豊橋鉄道へ譲渡した。
名鉄一宮の駅が出来たのは1900年1月24日で、
現在の尾西線を敷設した尾西鉄道として誕生した。
開業時には「一ノ宮」で、月日は不明だが1900年中に「新一宮」に改称されている。
1928年2月3日には名岐線(現・名古屋本線)が乗り入れている。


画像 dd28790
撮影日時 2023/08/21 13:04:54

JR尾張一宮駅である東口。


画像 dd28787
撮影日時 2023/08/21 12:54:11




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