2012.東急電鉄御嶽山駅



東急御嶽山駅は相対式2面2線の地上ホームを有する池上線の駅である。
1番線は下り蒲田方面、2番線は上り五反田方面が使用する。
上下線のホームは独立しており、画像は五反田方面口である。
池上線は1917年6月24日に設立された、
池上電気鉄道によって敷設された路線で、
池上本門寺への参詣客輸送を目的に計画された。
1922年10月6日に蒲田から池上までの区間が開業、
翌年、1923年5月4日に雪ヶ谷(現・雪が谷大塚)まで延伸、
1927年8月28日には桐ヶ谷(現廃止・大崎広小路−戸越銀座駅間)まで延伸、
同年10月9日に大崎広小路まで延伸、
1928年6月17日に五反田まで延伸して全通した。
池上電気鉄道は1934年10月1日に目黒蒲田電鉄に吸収合併され、
目黒蒲田電鉄は1939年10月1日に東京横浜電鉄を合併、
社名を東京横浜電鉄に変更した。
陸上交通事業調整法により、1942年5月1日に、
京浜電気鉄道、小田急電鉄を合併し、社名を東京急行電鉄株式会社に変更した。
1944年5月31日には京王電気鉄道を合併したが、
戦後、1948年6月1日に会社再編成し京浜急行電鉄、小田急電鉄、京王帝都電鉄を設立、
残留した支社から東京急行電鉄を形成した。
2019年4月25日に東急電鉄分割準備株式会社を設立し、
同年9月2日に東京急行電鉄株式会社が「東急株式会社」、
東急電鉄分割準備株式会社が「東急電鉄株式会社」に商号変更の上、
同年10月1日に東急株式会社の鉄軌道事業を、
東急電鉄株式会社に移管して会社分割した。
1923年5月4日に池上から雪ヶ谷(現・雪が谷大塚)まで延伸時に同時に開業した。
開業時の駅名は「御嶽山前」だったが、
1929年6月1日に「御嶽山」に改称された。
駅名は近接する御嶽神社に由来する。
御嶽神社は独立峰としては日本で2番目に高い御嶽山を祀っている。
御嶽山は長野県木曽郡と岐阜県下呂市、高山市に跨がり、山岳信仰の山であった。
神社は1535年頃の創建と云われているが、当時は小さな神社に過ぎなかった。
しかし相模国津久井村出身の治兵衛が修験者・一山行者として木曽御嶽山に入り、
この神社を中興、1831年に大きな社殿を建立した。
御嶽山のホーム直下には、東海道新幹線と品鶴線が交差している。


画像 dd29690
撮影日時 2024/05/26 12:55:40

御嶽山駅蒲田方面口。


画像 dd29689
撮影日時 2024/05/26 12:53:10




REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2025