2014.東急電鉄千鳥町駅

東急千鳥町駅は相対式2面2線の地上ホームを有する池上線の駅である。
1番線は下り蒲田方面、2番線は上り五反田方面が使用する。
画像は五反田方面口で、上下線でホームが独立している。
池上線は1917年6月24日に設立された、
池上電気鉄道によって敷設された路線で、
池上本門寺への参詣客輸送を目的に計画された。
1922年10月6日に蒲田から池上までの区間が開業、
翌年、1923年5月4日に雪ヶ谷(現・雪が谷大塚)まで延伸、
1927年8月28日には桐ヶ谷(現廃止・大崎広小路−戸越銀座駅間)まで延伸、
同年10月9日に大崎広小路まで延伸、
1928年6月17日に五反田まで延伸して全通した。
池上電気鉄道は1934年10月1日に目黒蒲田電鉄に吸収合併され、
目黒蒲田電鉄は1939年10月1日に東京横浜電鉄を合併、
社名を東京横浜電鉄に変更した。
陸上交通事業調整法により、1942年5月1日に、
京浜電気鉄道、小田急電鉄を合併し、社名を東京急行電鉄株式会社に変更した。
1944年5月31日には京王電気鉄道を合併したが、
戦後、1948年6月1日に会社再編成し京浜急行電鉄、小田急電鉄、京王帝都電鉄を設立、
残留した支社から東京急行電鉄を形成した。
2019年4月25日に東急電鉄分割準備株式会社を設立し、
同年9月2日に東京急行電鉄株式会社が「東急株式会社」、
東急電鉄分割準備株式会社が「東急電鉄株式会社」に商号変更の上、
同年10月1日に東急株式会社の鉄軌道事業を、
東急電鉄株式会社に移管して会社分割した。
開業は1926年8月6日で、「慶大グランド前」の名称で開業した。
この駅名は東京府荏原郡矢口村(現・大田区千鳥二丁目)付近にあった、
慶應義塾大学新田運動場のことで、最寄り駅として開業した。
慶大グランドには野球場も併設されていて、
東京六大学野球などが開催された場合のみ営業していた臨時駅だった。
開業時は現在地より池上よりに敷設されていたが、
1927年6月24日に現在地に移転して複線化された。
この当時は五反田方面口の駅舎のみ設置されていて、
蒲田方面構内踏切で結ばれていた。
しかしこのホームが曲線上あったため、安全上の問題もあり、
のちに跨線橋が設置された。
2002年11月30日に蒲田方面の駅舎が設置され、
方面別改札が採用されて跨線橋は撤去された。
1936年1月1日に「千鳥町」に改称された。
画像 dd29697
撮影日時 2024/05/26 13:21:34
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千鳥町駅蒲田方面口。 画像 dd29696 撮影日時 2024/05/26 13:20:35 |
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