2038.名古屋鉄道蒲駅



名古屋鉄道蒲郡駅は島式1面2線の高架ホームを有する蒲郡線の駅である。
JR東海道本線蒲郡駅と隣接しているが、
番線は連番となってはおらず、1番線、2番線となっている。
蒲郡駅は北口がJR東海、南口が名古屋鉄道の看板が掲げられている。
南口側は1番線、JR東海道本線側が2番線となっている。
基本的には2番線側を使用する。
名古屋鉄道蒲郡線は吉良吉田から蒲郡を結ぶ17.6kmの路線で、
現在の名鉄三河線を敷設した三河鉄道によって敷設された。
名鉄三河線は猿投から知立までが山線、知立から碧南までが海線と呼ばれているが、
以前は海線が碧南から吉良吉田まで線路が延びていて、
吉良吉田から蒲郡までの延伸線として蒲郡線が敷設された。
しかし碧南から吉良吉田の区間は閑散区間のため2004年4月1日に廃止された。
三河線海線は三河鉄道によって1914年2月5日に、
刈谷新(現・刈谷)から大浜港(現・碧南)までの区間を敷設した。
1915年10月28日には刈谷新から知立まで延伸された。
1926年9月1日には大浜港から神谷(後の松木島、現廃止)まで延伸、
1928年8月25日には神谷から三河吉田(現・吉良吉田)まで延伸された。
1929年8月11日には三河吉田から三河鳥羽まで延伸、
この先は非電化で1936年7月24日には三河鹿島まで延伸、
同年11月10日には蒲郡まで延伸し、全通した。
三河鉄道は1941年6月1日に名古屋鉄道へ合併し、
現在の蒲郡線である区間を含めて三河線となった。
名鉄に合併後に電化され、戦後の1948年5月16日に、
三河吉田から蒲郡までの区間を蒲郡線として分離された。
蒲郡に最初に駅が出来たのは官設鉄道(現・東海道本線)で、
1888年9月1日に浜松から大府まで延伸時に同時に開業した。
現在の名鉄蒲郡駅は三河鉄道が三河線として、
1936年11月10日に蒲郡まで延伸して全通した時に、
終着駅として開業した。


画像 dd29834
撮影日時 2024/07/21 14:29:52



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