2056.JR中央本線小野駅

JR小野駅は単式1面1線と島式島式1面2線の、
計2面3線の地上ホームを有する中央本線辰野支線の駅である。
ただ、駅舎と反対側の島式ホームの外側は一部線路が撤去され、
旅客営業には使用されておらず、保線車両の留置線となっていて、
実質的には相対式2面2線構造と云っていい。
駅舎側の1番線は下り塩尻方面、2番線は上り辰野方面が使用する。
中央本線は東京から塩尻を経由して名古屋までを結ぶ路線だが、
東京から塩尻までの区間は中央東線として開業していった区間であり、
中央東線はもともと岡谷から塩尻までの区間は辰野経由で敷設された。
新宿から八王子までの区間は甲武鉄道が敷設、
八王子からは官設鉄道として敷設されていったが、
岡谷から塩尻までの区間は1906年6月11日に辰野経由で敷設、
このルートを誘致したのは当時の鉄道局長で、
伊那谷出身の帝国議会議員の伊藤大八氏で、
そのためこのルートを“大八廻り”と呼ばれている。
当時はトンネル掘削技術が進んでおらず、この大八廻りが決定したが、
その後の技術革新により塩嶺トンネルが掘削され、
1983年7月5日にみどり湖経由の新線が開業、こちらが本線に変更された。
旧線は辰野支線として現在は塩尻から辰野までの区間が分離され、
かつては基本的には1本の列車が専属として往復していて、
JR東日本に唯一在籍していた123系が使用されていた。
1906年6月11日に岡谷から塩尻のでが、
辰野経由で敷設された時に同時に開業した。
駅所在地は長野県上伊那郡辰野町大字小野で、
塩の道として機能していた三州街道や初期中山道の小野宿のあった場所だった。
画像 dd29962
撮影日時 2024/08/04 10:27:47
REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2025