2083.えちぜん鉄道新福井駅

えちぜん鉄道新福井駅は相対式2面2線の、
高架ホームを有する勝山永平寺線の駅である。
画像は2番線乗り場入口で、各ホームごとに出入口が設置されている。
また三国芦原線も福井から福井口間で直通している。
勝山永平寺線は京都電燈によって敷設された路線で、
1914年2月11日に新福井から市荒川(現・越前竹原)までが開業した。
同年3月11日に勝山まで延伸、同年4月10日には大野口まで延伸された。
1918年9月1日には大野三番(のちの京福大野)まで延伸した。
1924年3月31日に設立された永平寺鉄道により、
1925年9月16日には永平寺(現・永平寺口)から永平寺門前(現・永平寺)の間が開業、
1927年11月1日に永平寺から永平寺口に改称された。
さらに1929年8月14日に金津から新丸岡(後の本丸岡)までが開業、
同年12月10日には新丸岡から永平寺口までが開業した。
戦時中の配電統制令によって京都電燈は解散することとなり、
鉄軌道事業を1942年3月2日に京福電気鉄道に継承した。
同年12月1日に京福電気鉄道が永平寺鉄道を合併、永平寺線とする。
永平寺線は1969年9月18日に金津から東古市(現・永平寺口)を廃止した。
京福電気鉄道は2000年12月17日に、
越前本線(現・勝山永平寺線)志比堺−東古市(現・永平寺口)間で正面衝突事故を起こし、
さらにその半年後の2001年6月24日にも同線保田−発坂間で衝突事故を起こした。
度重なる事故により国土交通省は事故原因が解明し対策を施すまで業務停止を命令、
同年10月に福井県内の路線の廃止届けを国土交通省に提出した。
全面休止中の2002年10月21日東古市から永平寺までが先に廃止、
永平寺線は全線廃止された。
残った路線を引き受けるため、地元自治体が第三セクターを結成して、
越前本線、三国芦原線を譲り受けた。
2003年2月1日に越前本線を勝山永平寺線に改称し、
同年2月20日には東古市から再び永平寺口に改称した。
同年7月20日に福井から永平寺口が運転再開、
10月19日には永平寺から勝山までが運転再開した。
新福井に駅が出来たのは1914年2月11日で、
この時に起点駅として新福井から市荒川(現・越前竹原)までが開業している。
暫く京都電燈の起点駅となっていたが、
1929年9月21日に新福井から福井まで延伸され、途中駅となった。
福井駅周辺の踏切解消のため、福井から福井口までの区間が高架化されることになり、
2015年9月27日に路盤が完成した北陸新幹線の高架を利用し、
臨時に高架線として、この間にえちぜん鉄道の線路の高架化工事が実施、
2018年6月24日にえちぜん鉄道の高架橋での営業が開始された。
北陸新幹線の路盤を利用していた時代は、
駅出入口が1箇所のみだったため、
高架ホームでありながら構内踏切が設置されていた。
地上ホーム時代は島式1面2線構造だった。
画像 dd30618
撮影日時 2024/11/11 8:40:06
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えちぜん鉄道新福井駅1番線乗り場入口。 画像 dd30620 撮影日時 2024/11/11 8:41:15 |
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