2088.JR北陸本線敦賀駅



JR敦賀駅は島式3面6線に中央ホームの米原方を切り欠いた、
計3面7線の地上ホームを有する北陸本線の駅である。
また敦賀から東舞鶴を結ぶ小浜線も接続している。
2024年3月16日に北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸、
北陸新幹線のホームも設置されたとともに、並行在来線が分離され、
福井県内はハピラインふくいに転換された。
駅舎方から付番され、1番線、2番線は小浜線のホームとなっており、
起点駅のためホームは頭端式構造となっている。
中央ホームは3番線、5番線に付番され、
米原方面の5番線方を切り欠いて4番線が敷設されている。
3番線はハピラインふくい福井、大聖寺方面が使用、
5番線は北陸本線上下線及び近江塩津から湖西線直通する列車が使用、
切り欠きの4番線は当駅折り返しの北陸本線及び湖西線直通が使用する。
外側ホームは6番線、7番線に付番され、
6番線は北陸本線上下線及び近江塩津から湖西線直通する列車が使用、
7番線はハピラインふくい福井、大聖寺方面が使用する。
4番線及び7番線は普通列車専用、6番線は特急専用である。
また北陸新幹線が敦賀まで延伸すると、ホーム建設用地確保のため、
敦賀第一機関区及び客電車区の一部に建設されたため、
在来線西口からは200m以上離れている。
新幹線ホームは島式2面4線の高架ホームが設置され、
現在は敦賀が終点のために全ての列車がここで折り返す。
今後の新大阪方面への延伸を考え、島式2面4線で緩急接続にも備えている。
また、敦賀に接続する特急への乗り換えを考慮し、
新幹線ホームの直下に特急専用ホームを設置し、
新幹線からの乗り換えの便宜を図っている。
31番線、32番線は降車専用ホーム、
33番線は特急サンダーバードの京都、大阪方面が使用、
34番線は特急しらさぎの米原、名古屋方面が使用する。
ただし、一部の列車では31番線、32番線からの発車もある。
官設鉄道が1882年3月10日に北陸線から分岐して柳ヶ瀬線となる区間の、
洞道口(後の洞道西口)から敦賀までと、
敦賀から金ヶ崎(現・敦賀港)の区間、現在の敦賀港線の開通時に一般駅として開業する。
1985年4月1日の線路名称制定により東海道線の所属となるが、
翌年、1986年7月15日に福井から敦賀までの区間が開業し、
1897年9月20日に東海道線敦賀から金ヶ崎駅の旅客営業が廃止されと、
1902年11月1日の線路名称改訂により北陸線所属となった。
現在地に移転したのは1909年6月1日で、
同年10月12日の線路名称制定により北陸本線の所属となる。
1917年12月15日には小浜線が十村まで部分開業した。
国鉄分割民営化とともに1987年3月31日に、
敦賀港線の旅客営業が廃止、2019年4月1日には正式に廃止された。
駅前には都怒我阿羅斯等の銅像が建っている。
「都怒我阿羅斯等」は「つぬがあらひと」と読み、
日本書紀巻第六の項に崇神天皇の時代に、
大加羅国から額に角の生えた都怒我阿羅斯等がやってきて、
そのため笥飯の浦を角鹿(つぬが)と呼ぶようになり、
それが敦賀の語源になったそうである。
また「銀河鉄道999」のオブジェなどもある。


画像 dd22646
撮影日時 2016/07/24 16:36:45

北陸新幹線駅舎が出来た敦賀駅。


画像 dd30690
撮影日時 2024/11/11 16:13:01
1951年3月に誕生した旧駅舎。


画像 dd00236
撮影日時 2003/09/07 13:16:23




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