2089.西武鉄道中井駅

西武鉄道中井駅は相対式2面2線の地上ホームを有する、
西武新宿線の駅で、画像は南口である。
1番線は下り本川越方面、2番線は上り西武新宿方面が使用する。
上下線の間に中線があり、通過列車が使用する。
上下線とも利用可能で、停車列車が以内場合はホーム側を通過する。
西武新宿線は1892年8月5日に設立された川越鉄道によって、
現在の国分寺線となる国分寺から久米川(現・東村山)までを開業させたのに始まり、
1895年3月21日には久米川(現・東村山)から本川越間を開業させた。
1902年5月9日に川越馬車鉄道として設立され、
川越電灯と合併して出来た川越電気鉄道が、
1906年4月16日に川越町から大宮町の間を開業させた。
1914年12月に川越電気鉄道は武蔵水電と合併する。
1920年6月1日に川越鉄道も武蔵水電と合併、
武蔵水電は1921年10月に淀橋町角筈から荻窪村間を開業させた西武軌道を合併する。
1922年6月1日に武蔵水電は帝国電灯に吸収合併されるが、
鉄軌道部門は切り離され、武蔵鉄道として独立した。
同年8月15日に社名を西武鉄道に変更した。
これは“西武軌道”から取ったものだが、
西武軌道の路線は後に都電杉並線となる。
1925年に南大塚から安比奈間の安比奈線が開業し、
1927年4月16日に東村山から高田馬場間を複線化し、
1927年8月30日に多摩鉄道を合併した。
多摩鉄道は現在の多摩川線である武蔵境から是政間を開業させた鉄道である。
戦時下の陸上交通事業調整法によって、
武蔵野鉄道と西武鉄道と食糧増産が合併することになった。
しかし実際は手続きに時間がかかり、
合併が成立したのは戦争終結後の1945年9月22日となってしまった。
新社名は西武農業鉄道となったが、
1946年11月15日に現在の社名である西武鉄道となった。
中井に駅が出来たのは1927年4月16日で、
東村山から高田馬場間を複線化と同時に開業、
開業当時は1面2線の島式ホーム構造だった。
1963年11月1日に相対式2面2線の現在の構造に変更、
中線を設置して各駅停車を追い越せる構造とした。
2016年6月5日に改札口が地下になった。
北口が設置されたのは同年12月17日である。
画像 dd25445
撮影日時 2020/03/20 12:27:46
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西武鉄道中井駅北口。 画像 dd25446 撮影日時 2020/03/20 12:31:21 |
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西武鉄道中井駅南口。 画像 dd25444 撮影日時 2020/03/20 12:27:22 |
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