2091.西武鉄道東久留米駅



西武鉄道東久留米駅は相対式2面2線の、
地上ホームを有する西武池袋線の駅である。
1番線は上り池袋方面、2番線は下り飯能方面の列車が使用する。
画像は西口で、橋上駅舎化されている。
かつては貨物線の発着があり、島式2面4線構造だった。
西武池袋線は1912年5月7日に設立された武蔵野鉄道によって、
1915年4月15日に池袋から飯能までの区間を、
武蔵野鉄道武蔵野線の路線名で開業させたことに始まる。
1927年10月15日には練馬から分岐して豊島園に向かう豊島線、
1929年5月1日には西所沢から村山公園(現・西武球場)を結ぶ狭山線も開業している。
戦時中の1943年6月に箱根土地が経営権を獲得、堤康次郎が社長に就任した。
1944年6月に戦時下の食糧不足に対応するために、
耕地開拓を目的とした食糧増産を設立した。
戦時下の陸上交通事業調整法によって、
武蔵野鉄道と西武鉄道と食糧増産が合併することになった。
しかし実際は手続きに時間がかかり、
合併が成立したのは戦争終結後の1945年9月22日となってしまった。
新社名は西武農業鉄道となったが、
1946年11月15日に現在の社名である西武鉄道となった。
東久留米に駅が出来たのは武蔵野鉄道時代に、
池袋から飯能までの区間を1915年4月15日と同時で、
駅の設置にあたっては駅周辺の地主が土地を提供した。
1970年に相対式ホームに改築、跨線橋が設置された。
開業時の所在地は久留米町だったが、
東久留米の駅名が定着していたこともあり、
市制化にあわせて市名も“東久留米市”となった。


画像 dd30723
撮影日時 2025/01/26 7:46:25

西武鉄道東久留米駅東口。


画像 dd30720
撮影日時 2025/01/26 7:38:49




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