2094.西武鉄道狭山ヶ丘駅



西武鉄道狭山ヶ丘駅は島式1面2線の地上ホームを有する、
西武池袋線の駅である。
1番線は下り飯能方面、2番線は上り池袋方面が使用する。
画像は東口で、橋上駅舎化されている。
1番線の西側に側線があり、
夜間停泊や工事車両の留置に使用されている。
西武池袋線は1912年5月7日に設立された武蔵野鉄道によって、
1915年4月15日に池袋から飯能までの区間を、
武蔵野鉄道武蔵野線の路線名で開業させたことに始まる。
1927年10月15日には練馬から分岐して豊島園に向かう豊島線、
1929年5月1日には西所沢から村山公園(現・西武球場)を結ぶ狭山線も開業している。
戦時中の1943年6月に箱根土地が経営権を獲得、堤康次郎が社長に就任した。
1944年6月に戦時下の食糧不足に対応するために、
耕地開拓を目的とした食糧増産を設立した。
戦時下の陸上交通事業調整法によって、
武蔵野鉄道と西武鉄道と食糧増産が合併することになった。
しかし実際は手続きに時間がかかり、
合併が成立したのは戦争終結後の1945年9月22日となってしまった。
新社名は西武農業鉄道となったが、
1946年11月15日に現在の社名である西武鉄道となった。
武蔵野鉄道が1915年4月15日に、
池袋から飯能までの区間を開業したのと同時に開業した。
開業時の駅名は「元狭山」だったが、
同年9月1日に「三ヶ島村」に改称された。
現在の駅名の「狭山ヶ丘」に改称されたのは1933年3月1日にである。
橋上駅舎化されたのは1970年6月14日だった。


画像 dd30744
撮影日時 2025/01/26 8:56:33

西武鉄道狭山ヶ丘駅西口。


画像 dd30742
撮影日時 2025/01/26 8:52:50




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