2096.西武鉄道稲荷山公園駅

西武鉄道稲荷山公園駅は相対式2面2線の地上ホームを有する、
西武池袋線の駅である。
1番線は上り池袋方面、2番線は下り飯能方面が使用する。
画像は北口で、上りホームに隣接している。
南口は2番線に隣接していて、上下のホームは跨線橋で結ばれている。
西武池袋線は1912年5月7日に設立された武蔵野鉄道によって、
1915年4月15日に池袋から飯能までの区間を、
武蔵野鉄道武蔵野線の路線名で開業させたことに始まる。
1927年10月15日には練馬から分岐して豊島園に向かう豊島線、
1929年5月1日には西所沢から村山公園(現・西武球場)を結ぶ狭山線も開業している。
戦時中の1943年6月に箱根土地が経営権を獲得、堤康次郎が社長に就任した。
1944年6月に戦時下の食糧不足に対応するために、
耕地開拓を目的とした食糧増産を設立した。
戦時下の陸上交通事業調整法によって、
武蔵野鉄道と西武鉄道と食糧増産が合併することになった。
しかし実際は手続きに時間がかかり、
合併が成立したのは戦争終結後の1945年9月22日となってしまった。
新社名は西武農業鉄道となったが、
1946年11月15日に現在の社名である西武鉄道となった。
稲荷山公園に駅が出来たのは武蔵野鉄道時代の、
1933年4月1日で、開業時は単式1面1線構造だった。
戦前の1938年に陸軍航空士官学校分校が、
所沢陸軍飛行場から線路の東側に移転した。
1940年には豊岡陸軍飛行場(現・航空自衛隊入間基地)が完成した。
その後、西側のエリアの敷地も編入されてたことから、
結果的に路線が航空自衛隊入間基地を突っ切る形になってしまった。
画像 dd30754
撮影日時 2025/01/26 9:34:51
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西武鉄道稲荷山公園駅西口。 画像 dd30753 撮影日時 2025/01/26 9:31:07 |
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