2099.西武鉄道元加治駅



西武鉄道元加治駅は島式1面2線の地上ホームを有する、
西武池袋線の駅である。
1番線は上り池袋方面、2番線は下り飯能方面が使用する。
駅舎は1番線の線路の先にのみ設置されていて、
ホームと駅舎とは跨線橋で結ばれている。
西武池袋線は1912年5月7日に設立された武蔵野鉄道によって、
1915年4月15日に池袋から飯能までの区間を、
武蔵野鉄道武蔵野線の路線名で開業させたことに始まる。
1927年10月15日には練馬から分岐して豊島園に向かう豊島線、
1929年5月1日には西所沢から村山公園(現・西武球場)を結ぶ狭山線も開業している。
戦時中の1943年6月に箱根土地が経営権を獲得、堤康次郎が社長に就任した。
1944年6月に戦時下の食糧不足に対応するために、
耕地開拓を目的とした食糧増産を設立した。
戦時下の陸上交通事業調整法によって、
武蔵野鉄道と西武鉄道と食糧増産が合併することになった。
しかし実際は手続きに時間がかかり、
合併が成立したのは戦争終結後の1945年9月22日となってしまった。
新社名は西武農業鉄道となったが、
1946年11月15日に現在の社名である西武鉄道となった。
1918年11月12日に貨物のみを扱う加治荷扱い所が開業、
翌年、1919年9月15日に岩沢荷扱い所に改称、
1926年4月3日に旅客営業も行う一般駅に昇格した。
旅客営業開始に合わせて駅名が「元加治」に変更された。
現在の駅舎が完成されたのは、1990年6月9日である。


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撮影日時 2025/01/26 10:39:19



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