289.銚子電気鉄道海鹿島駅




海鹿島は1912年(明治45年)に銚子遊覧鉄道が軽便鉄道として銚子−犬吠間に施設した時に既に設置された駅であり、
1923年(大正12年)7月5日に銚子鉄道がこの路線を再開させた時に同時に開業した駅である。
駅舎は有人に対応していて、画像右側は待合室、左側は駅員の詰め所になっていて改札まで設置されているが、
現在では無人で詰め所は物置小屋と化していた。
海鹿島は明治、大正、昭和初期と多くの文化人が逗留していたそうで、
銚子が生んだ文豪国木田独歩をはじめとして、竹久夢路や尾崎萼堂などの文学碑が近くにある。
明治時代にはまだアシカが生息していたそうで、そのためこの付近の海岸を海鹿島海岸と呼ぶようになったそうである。


画像 de7332
撮影時刻 2003/04/29 09:41:34



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