295.JR総武本線銚子駅




JR銚子駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する総武本線の駅である。
島式ホームの2番線の一部を切り欠き、銚子電鉄の列車が発着する。
銚子は総武本線の終点であり、全ての列車がここで折り返し運転となる。
総武本線のほかに松岸から分岐する成田線もここまで乗り入れている。
駅舎に隣接した単式ホームは1番線に付番され、総武本線、成田線の両方が使用、
また総武本線特急「しおさい」も1番線を使用する。
島式ホームの2番線は総武本線、3番線は成田線直通が使用する。
単式ホームと島式ホームは跨線橋で結ばれ、銚子電鉄線乗り場との間には簡易の改札がある。
総武本線は東京から銚子までの120.5kmと支線扱いの錦糸町から御茶ノ水までの4.3kmとなっているが、
総武緩行線は朝晩を除いて中央緩行線と相互乗り入れをしており、中野、三鷹、一部はその先まで乗り入れている。
一方、総武快速線は東京で横須賀線と相互乗り入れしており、錦糸町から千葉までは複々線となっている。
そのため総武本線は千葉を境として大きく形態が変わるのである。
総武本線は1887年に佐原の武総鉄道と成東の総州鉄道が相次いで免許出願したことに始まる。
競合した二つの会社の免許はともに許可されず、話し合いの結果両社は合併した。
1889年1月に設立した総武鉄道は再び出願し許可を獲得することが出来た。
その後工事が進められ194年7月20日に市川から佐倉が開業、
同年12月9日には本所(現・錦糸町)が延伸開業した。
1897年5月1日には成東まで延伸、
同年6月1日には銚子まで延伸しこの時に同時に終着駅として開業した。
その後1904年4月5日には本所から両国橋(現・両国)まで延伸した。
総武鉄道は1907年9月1日に鉄道国有法に基づいて国有化され、
1909年10月12日の線路名称制定により両国橋から銚子までが総武本線となった。
1932年7月1日に両国から御茶ノ水まで延伸して現在の緩行線の全区間が開通した。
1972年7月15日に快速線の東京から錦糸町までが開通、
総武本線の起点が東京に移され、錦糸町から御茶ノ水までは支線として分離された。
駅名の“町史”は地名から取られていて、この地は以前“銚子口”と呼ばれていた。
地名の“銚子”は中国の酒器の“銚子”から来ていて、地形が銚子の形に似ていることが由来している。
2016年に建て替えが発表され、現在は工事中である。



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撮影時刻 2003/04/29 14:17:10

銚子駅前のモニュメント。


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撮影時刻 2012/07/28 15:46:47
JR銚子駅ホームの旧銚子電鉄改札口。


画像 de7451
撮影時刻 2003/04/29 14:13:31
現在の銚子電鉄の簡易改札。


画像 dd18360
撮影時刻 2012/07/28 15:30:35




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