442.京王電鉄浜田山駅



京王電鉄浜田山駅は杉並区内にある京王電鉄井の頭線の島式1面2線の地上ホームの駅である。
ホームは地上にあるものの、駅舎は地下にある形になっている。
1933年8月1日に渋谷−井の頭間が開通した時に同時に開業した。
井の頭線は前進は帝都電鉄で、この会社は小田急と同じ系列の会社であった。
元々は環状運転を開始した山手線の外周を走る第二環状線を建設するために設立された東京山手急行電鉄が礎で、
既に渋谷−吉祥時間の免許を取得していた渋谷急行電鉄と合併して東京郊外電鉄と改称した後、
より収益性の高い渋谷−吉祥寺間の建設を優先して帝都電鉄と改称した。
1933年8月1日に渋谷−井の頭公園間が開通、1934年4月1日には吉祥寺まで延伸して全通した。
1940年5月1日には同じ鬼怒川水力電気系列の小田原急行鉄道と合併して小田急電鉄となる。
戦時中には小田急電鉄は京浜急行電鉄などと東京横浜電鉄と合併し、東京急行電鉄となる。
戦後、東京急行電鉄は再び分割されたが、その時再編されて旧帝都電鉄は小田急から切り離されて京王電気軌道と一緒になり、
京王帝都電鉄となる。
そのため京王線は軌道法による馬車軌間1,372mmなのに対し、
同じ会社でありながら井の頭線は狭軌1,067mmとなっている。
京王帝都電鉄は1988年7月1日に設立50周年時に京王電鉄と社名変更された。


画像 de9122
撮影時刻 2004/04/25 16:31:00



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