499.東京臨海高速鉄道東京テレポート駅



東京高速臨海鉄道東京テレポート駅はりんかい線の島式1面2線の地下駅である。
1996年3月30日に新木場から東京テレポートまで開通した時に同時に開業した。
東葉高速臨海鉄道の路線は、当初「臨海副都心線」という路線名だったが、一般公募で2000年9月1日から「りんかい線」となった。
国鉄時代に貨物専用線として造られた京葉貨物線は、総武快速線経由の貨物線を貨物専用線に移すことによって、
総武快速線の増発を計ることを目的に計画された。
しかしその後モータリゼーションの広がりとともに貨物扱い量が減少して、京葉貨物線の計画は凍結された。
建設途中で放置された京葉貨物線の旅客転用として、蘇我から新木場間が京葉線となった。
しかし新木場からは新造で成田新幹線の予定ルートを東京駅まで乗り入れる形となり、
新木場から東京貨物ターミナル間は京葉線として旅客転用はされなかった。
そこで東京臨海副都心地区で開催予定だった世界都市博覧会へのアクセス路線として、
東京都が中心となって設立した第三セクターが東京臨海高速鉄道である。
世界都市博覧会は1995年に都知事となった青島幸男氏が開催の中止を決めたが、
京葉貨物線新木場−東京貨物ターミナル間の旅客転用は進められ、
1996年3月30日に新木場−東京テレポート間が開業し、同時に東京テレポート駅も開業した。
東京貨物ターミナルは首都高速大井南インター付近の品川区八潮にあり、りんかい線もここに車両基地を持つ。
東京テレポートは首都高湾岸線臨海副都心IC(旧13号地IC)の地下付近にあり、
ゆりかもめのお台場海浜公園、青海も近く、またフジテレビ本社も徒歩圏内である。
世界都市博覧会が開催された時には最寄り駅となる予定だったために、駅構内は広く設計されている。


画像 dd01009
撮影時刻 2003/10/18 13:31:52



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