547.札幌市営地下鉄真駒内駅



真駒内駅は札幌市営地下鉄南北線の終着駅である。
地下鉄南北線のうち、平岸から真駒内までの4.5kmの区間は、廃線になった定山渓鉄道を利用したため地上駅になっている。
定山渓鉄道は1913年に国鉄苗穂駅から定山渓に至る軽便鉄道として計画された。
1915年12月20日に定山渓鉄道は設立され、白石駅に起点が変更されて建設された。
1918年10月17日に白石から定山渓までが開業し、定山渓鉄道真駒内駅は1920年4月1日に新設された。
定山渓鉄道は戦後復興と共に業績を伸ばしたが、モータリゼーションに押されて業績が下降し、
1957年12月7日には東急傘下となるが、1969年11月1日には全線廃止になった。
それと前後して札幌市営地下鉄南北線が建設されることになり、平岸−真駒内間の用地買収を申し出た。
定山渓鉄道の廃止から約1年半後に札幌市営地下鉄南北線は北24条−真駒内間の12.1kmが開業した。
真駒内駅はこの時同時に開業した。
札幌市営地下鉄南北線は1978年3月16日に北24条−麻生間の2.2kmが延伸開業し、全通した。
平岸−真駒内間は雪害対策のため、アルミ合金製のシェルターが設置されている。


画像 dd02139
撮影時刻 2004/04/18 10:33:44

外から見た高架シェルター。


画像 dd02141
撮影時刻 2004/04/18 10:35:04




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