569.JR仙山線山寺駅



JR山寺駅は仙山線の島式1面2線の地上駅であるが、駅舎より高い位置に線路が走っているため、跨線橋はない。
駅名通り、“山寺”の愛称で知られる立石寺の最寄り駅となっている。
仙山線が1933年10月17日に羽前千歳から山寺まで敷設された際、同時に開業した。
駅には駅名の由来が以下のように記されている。

   山寺駅の駅名由来

  松尾芭蕉が「閑さや岩にいみ入る蝉の声」という名句を残した山寺は、
 正式には宝珠山阿所川立石寺(りっしゃくじ)といいます。
  立石寺は、貞観二年(八六〇)、天台宗第三襖の円仁(慈覚大師)が、
 清和天皇の勅命を受けて建立しました。
 円仁は、天台宗開祖・最長の高弟で、のちに天台座主になった人物です。
  峻険な岩山全体を境内として、深閑とした雰囲気を漂わせる寺院の造りは、
 山岳仏教である天台宗の堂塔配置の特徴をよく表しています。
 やがて土地の人々の宗派を超えて信仰を集め、天台宗の名刹というよりも、
 死後の魂が帰るべき山としての信仰の対象となり、
 いつしか「山寺」という愛称を以て親しまれていきました。

  この地名の由来を受けて、昭和八年(一九三三)十月十七日、
 仙山西線(現在の仙山線)が当地に開通した時、山寺駅が開業しました。

また山寺には以下のような解説も附されている。

    山寺
                    昭和七年三月二十五日指定

  宝珠山立石寺を中心とする山寺は、清和天皇の勅許をいただいた慈覚大師により、
 貞観二年(八六〇)年に開かれたと伝えられています。
  全山を構成する角礫凝灰岩は、永年の水蝕と風蝕を受けて奇岩怪石となり、
  これが樹木の間に見え隠れする姿は、四季折々に本当にすばらしい景観となっています。
  また、境内地の参道石段は、立ち並ぶ句碑や板碑とともに苔むして、
 老杉や怪石の問にはたくさんの堂塔が建てられ、千古の静寂を たたえています。
  元禄二年(一六八九)には、俳聖松尾芭蕉が門人の河合曽良とともにこの地を訪ね、

   閑さや
      岩にいみ入
            蝉の聲

 の名句をおくの細道に残しています。


画像 dd02346
撮影時刻 2004/05/09 15:09:33


駅名の由来になった山寺。


画像 dd02348
撮影時刻 2004/05/09 15:18:07
山寺立石寺本堂。


画像 dd2350
撮影時刻 2004/05/09 15:20:18




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