578.小田急電鉄厚木駅




小田急電鉄厚木駅は相対式2面2線の高架駅であり、また地上改札口はJR相模線と共有している。
JR相模線は単式1面1線の地上ホームであり、その上を小田急線を斜めに交差している。
現在は相模鉄道の旅客線は営業されていないが、厚木に最初に駅を設置したのはのちの相模鉄道となる神中鉄道で、
1926年5月12日に神中鉄道厚木駅が開業した。
厚木駅がある場所は海老名市であるが、将来厚木町(現・厚木市)への延伸を配慮して厚木と名付けられた。
同年7月15日には相模鉄道(現・JR相模線)も開業し、
翌年1927年4月1日に小田原急行鉄道(現・小田急電鉄)の河原口駅が開業した。
1941年11月25日神中鉄道海老名駅の開業により神中鉄道は厚木駅を廃止した。
その後、1942年5月1日に小田急は東急に合併されたが、戦後分離され、再び小田急となる。
一方相模鉄道は1943年4月1日に神中鉄道は相模鉄道に合併され、1944年6月1日には相模鉄道は国有化された。
この時、東急が厚木降車場を新設し、河原口駅を廃止、国鉄との駅舎を共用を開始した。
そのため、駅舎は東急から独立した小田急が所有管理しており、駅名表示板も小田急が中心でJR東日本に関しては“JR線”と表示されていた。
この“JR線”の表示は、現在ではJR東日本の意匠に変更されているようである。


画像 dd02411
撮影時刻 2004/05/15 15:53:53



REI RINGONO Station
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2010