619.JR根室本線池田駅



JR池田駅は単式1面1線、島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する根室本線の駅である。
かつてはここから石北本線北見まで池北線が分岐していてた。
池北線は「ちほくせん」と読み、1985年8月2日に第2次特定地方交通線として廃止が決定、
それを受けて1989年3月9日に第三セクターの北海道ちほく高原鉄道が設立、
同年6月4日に池北線を転換してふるさと銀河線として開業させた。
ふるさと銀河線は島式ホームの駅舎から外側になる3番線を切り欠いて4番線が設置されていて、そこから発着していた。
根室本線に直通する列車は3番線も使用していた。
北海道ちほく高原鉄道は北海道で廃止された特定地方交通線の中で、唯一第三セクターに転換された鉄道路線で、
この第三セクター設立には沿線出身の政治家である鈴木宗男氏の影響が強かったらしい。
転換後も赤字が続き、第三セクター鉄道の中でも最悪の経営状況で、
鈴木宗男氏に数々の疑惑が持ち上がり、自民党を離党したためにその影響力が薄れ、一気に廃止の気運が強まった。
2005年3月27日に取締役会で廃止が決定、2006年4月21日にふるさと銀河線は廃止された。
1904年12月15日に北海道官設鉄道の利別から浦幌までの開通と同時に開業した。
1905年4月1日に北海道官設鉄道が官設鉄道に編入された。
1910年9月22日に網走線が開業、網走線は後に網走本線、池北線となる。
国鉄分割民営化後の1989年6月4日に池北線が第三セクターの北海道ちほく高原鉄道に転換、
ふるさと銀河線として営業を開始したが、2006年4月21日に廃止された。
駅近くに池田牧場があったために池田町と名付けられ、そこから駅名も池田となった。
近くには“キャッスルランドいけだ”があり、そこには池田ワイン城が併設されている。


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撮影時刻 2004/07/17 13:26:29

駅前のコルク抜きのオブジェ。
池田町は十勝ワインの産地である。


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撮影時刻 2004/07/17 13:28:48
池田ワイン城。


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撮影時刻 2004/07/17 13:37:55




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