644.JR東海道本線豊橋駅



JR豊橋駅は5面8線のホームを有する東海道線の駅であり、飯田線の発着駅でもあり、また名古屋鉄道本線も乗り入れる。
4番線の単式ホームに隣接する頭端式ホームが1番線から3番線となっており、1、2番線を当駅発着の飯田線が使用し、
3番線を名古屋鉄道本線が専属で使用し、そのためホームの高さが名鉄の車両に会わせて少し低くなっている。
5番線から8番線は島式2面4線のホームとなっており、4番線から8番線が東海道本線が使用している。
東海道新幹線もホームを有し、在来線とは連番とならず、11番線から13番線を使用し、上りが島式1面2線、下りが単式1面1線となっている。
また下り線は現在は1面1線だが、島式1面2線に改造するだけのスペースが確保されている。
画像は東口である。
1888年9月1日、官設鉄道が浜松から大府まで開通した時に同時に開業した。
1897年7月15日には豊川鉄道(現・飯田線)が豊川から豊橋まで開業し、豊川鉄道豊橋駅が開業した。
1895年4月1日の線路名称制定により官設鉄道は東海道線、1909年の改定で東海道本線となる。
1899年12月11日には豊川鉄道豊橋駅が吉田駅に改称する。
愛知鉄道豊橋線(現・名古屋鉄道本線)が1927年6月1日に伊那信号場(現・伊那駅)から延伸して豊川鉄道吉田駅に乗り入れする。
1935年8月1日には名岐鉄道と愛知電気鉄道が合併し名古屋鉄道が誕生する。
戦時中の1943年8月1日に豊川鉄道が国有化され飯田線となり、同時に吉田駅が豊橋駅に統合される。
1948年5月16日に名鉄が線路名称を改称し、豊橋線が名古屋本線の一部となる。
1950年3月30日に国鉄初の民衆駅として新駅舎が完成する。
民衆駅というのは駅舎の建設費用を地元有力者や企業に依存する代わりに、
駅舎内に商業施設の設置を許可するというもので、
戦後の復興に駅舎建設まで手が回らなかった国鉄の取った施策のひとつである。
1964年10月1日に東海道新幹線が東京から新大阪まで開業し、同時に新幹線停車駅となる。
1997年3月9日にオープンした駅ビル「カルミナ」が2004年3月18日にリニューアルオープン、
2008年には東西自由通路設置に伴い、南館がリニューアルされる。


画像 dd03214
撮影時刻 2004/10/02 14:32:26

JR豊橋駅西口。


画像 dd03211
撮影時刻 2004/10/02 14:20:51




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