683.南海電鉄中百舌鳥駅



南海電鉄中百舌鳥駅は島式2面4線の地上ホームを有する南海高野線の駅であり、
当駅から分岐する形で敷設されている泉北高速鉄道線の起点ともなっているが、
運行上は相互直通運転が行われており、
島式ホームの外側にあたる1番線、4番線を高野線が使用し、
内側にあたる2番線、3番線は泉北高速鉄道線、及び同線に直通する高野線が使用する。
南海電鉄の管理駅だが、駅舎には“南海/泉北高速 中百舌鳥駅”と掲示されている。
因みに「中百舌鳥」は「なかもず」と読む。
また大阪を南北に結ぶ大阪市営地下鉄御堂筋線の南端の終着駅となっている。
1912年10月10日に高野登山鉄道が百舌鳥八幡から西村(現・初芝)まで敷設した際に中間駅として開業した。
高野登山鉄道は1915年4月30日、大阪高野鉄道に社名変更し、
1922年9月6日に南海鉄道に合併し、南海鉄道高野線となる。
戦時中の1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道の所属となり、
戦後の1947年6月1日に路線譲渡ににより南海電気鉄道の所属となる。
泉北高速鉄道線開業準備のため、1970年11月23日に百舌鳥八幡寄りに170m移転し、
2面4線の橋上駅舎化され、翌年19710年4月1日に泉北高速鉄道線が開業する。
大阪市営地下鉄御堂筋線が我孫子から延伸し、終着駅となったのは1987年4月18日である。


画像 dd03590
撮影時刻 2005/01/22 15:51:39



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