732.JR武蔵野線新三郷駅



JR新三郷駅は相対式2面2線の地上ホームを有する武蔵野線の駅である。
1番線は下り西船橋方面、2番線は上り府中本町方面が使用する。
画像は西口で駅舎は橋上化されている。
東海道本線と東北本線を結ぶ山手貨物線を迂回する、
“東京外環貨物線”として1927年鉄道敷設法で計画されたが、
戦時中に一時凍結、戦後の貨物量の増加から再度計画された。
1952年に所沢から我孫子までの区間が埼玉県より申請、
玉葉線としてとして建設が決定、
1964年に新松戸から西船橋までが黄金線として建設が決定、
貨物線としてだけではなく、旅客営業も検討され、
1973年4月1日に府中本町から新松戸までが部分開業、
1978年10月2日に新松戸から西船橋まで延伸した。
府中本町から鶴見までは貨物専用線が伸びていて、
総路線距離は100.6kmにも及ぶ。
新三郷に駅が出来たのは1985年3月14日で、
武蔵野操車場を挟む形で上下線が独立した駅舎として開業した。
そのため上下線は約360m離れていた。
しかし武蔵野操車場は開業の前年に休止されており、
1986年に正式に廃止された。
武蔵野操車場の跡地を越えるために、
ホーム中央に架道橋が設置されていたが、
1999年3月20日に上り線が下り線側に移設されて現在の形になった。
武蔵野操車場の跡地には新三郷ららシティとして、
ららぽーとやIKEAなどが出来た。


画像 dd27042
撮影日時 2022/04/10 13:49:00

JR新三郷駅東口。


画像 dd27043
撮影日時 2022/04/10 13:53:01




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