771.JR山陽新幹線東広島駅




JR東広島駅は相対式2面2線の高架ホームを有する山陽新幹線の駅である。
1番線は山陽新幹線下り、2番線は山陽新幹線上りで、1番線と2番線の間に上下2本の通過線がある。
駅舎は南口にのみ存在し、上り線は地下通路を通る形になっている。
在来線の接続がない山陽新幹線のみの駅であり、路線バスも本数が少なく、
アクセスの悪さから利用客は減少している。
建設費用を地元自治体が全額負担する請願駅として1988年3月13日に開業した。
駅前は閑散としており、新幹線単独の請願駅の難しさを語る悪例となってしまっている。
駅前には以下のように書かれた石碑がある。

    あゆみ

  新幹線東広島駅は、広島県中央地区の飛躍と発展を願う広島県をはじめ近隣市町村、市内各財産区、
 その他多くの方々の並々ならぬ熱意と長年にわたる努力の積み重ねにより請願駅として建設された。

  工事は、総事業費60億円余りと2年有余の年月をかけて完成、昭和63年3月13日開業した。
 この像は、昭和63年度に文化勲章を受賞された広島県出身の文化功労者、
 日本芸術院会員圓鍔勝三氏にお願いし、新生賀茂台地の黎明を祈願して建立した。

   平成元年3月13日
                       東広島市


画像 dd04413
撮影時刻 2005/10/21 15:35:25



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