782.近畿日本鉄道近鉄丹波橋駅



近畿日本鉄道近鉄丹波橋駅は相対式2面2線の地上ホームを有する近鉄京都線の駅である。
また京阪本線も接続しているが、駅舎自体は独立していて連絡橋で繋がっている。
画像は東口でこちら側は近鉄の駅舎であり、駅名表示板も「近鉄 丹波橋駅」となっていて、
その下に「近鉄/電車のりば KINTETSU LINE」と「京阪/電車連絡通路 KEIHAN LINE」と書かれている。
この地に路線を最初に敷設したのは京阪本線で1910年6月20日のことであった。
その後、1928年11月15日奈良電気鉄道が京都から桃山御陵前までを敷設した時に現在の近鉄の駅も開業した。
京阪本線の開業時の駅名は“桃山”だったが、1913年7月29日に“丹波橋”に改称された。
戦時中の1943年10月11日に陸上交通事業調整法によって京阪電気鉄道は阪神急行電鉄と合併、
戦後の1945年12月21日になって奈良電気鉄道は丹波橋駅に乗り入れ、堀内駅を廃止した。
1949年12月1日に京阪本線は交野線、京津線、石山坂本線とともに阪神急行電鉄から分離、
再び京阪電気鉄道の路線となった。
1963年10月1日に奈良電気鉄道が近畿区日本鉄道に合併、
1968年12月20日には京阪と阪急の相互乗り入れを廃止、
これを機に近鉄の丹波橋駅は“近畿日本丹波橋”に改称したが、1970年3月1日には“近鉄丹波橋”に変更された。
丹波橋駅西口は取材時には近鉄デザインの「京阪/近鉄 丹波橋駅」と書かれているが、
現在は京阪デザインで「京阪電車 丹波橋駅(近鉄連絡通路)」と書かれているようである。


画像 dd04742
撮影時刻 2005/12/11 12:30:23

丹波橋駅西口。


画像 dd04740
撮影時刻 2005/12/11 12:17:07




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