824.JR函館本線森駅




JR森駅は単式1面1線と島式1面2線の計2面3線の地上ホームを有する函館本線の駅である。
1番線は下り東室蘭、札幌方面、2番線が森駅折り返し列車や待避線、3番線は上り函館、上野方面が使用、
また1番線と2番線の間に中間線があり、下り通過線として利用されている。
大沼から森までは大沼公園を経由する路線と渡島沼尻を経由する砂原支線とがある。
現在の函館本線のうち、函館から小樽に至る区間を開業させたのが北海道鉄道であり、
1902年12月10二日函館から本郷(現・渡島大野)までが敷設、1903年6月28日に森駅まで延伸した時に同時に終着駅として開業した。
北海道鉄道はその後も延伸を続け、1905年8月1日に小樽(現・南小樽)まで延伸した。
1907年7月1日にに北海道鉄道は国有化され、官設鉄道の所属となった。
1927年12月25日に渡島海岸鉄道によって森から砂原まで開業、内浦湾一帯から上がった鰯の輸送などで賑わった。
しかし第二次世界大戦に突入すると急勾配の函館本線軍川(現・大沼)から森への迂回線として砂原支線が計画され、
1945年1月25日に渡島海岸鉄道が廃止、同時に国有化された。
砂原支線は1945年6月1日に軍川から俊政原までが開業し、全通した。
森駅は阿部商店が製造する駅弁「いかめし」で知られ、デパートなどの駅弁大会では常に売り上げトップとなる。


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撮影時刻 2006/07/23 12:19:19

森駅ホームの様子。
測線の向こうには直ぐ海が広がっている。


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撮影時刻 2006/07/23 13:02:13
森駅駅前の柴田商店。
ここでもいかめしを販売している。


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撮影時刻 2006/07/23 12:15:22




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