826.小田急電鉄下北沢駅




小田急電鉄下北沢駅は島式2面4線の地下ホームを有する、
小田急小田原線の駅であり、また京王井の頭線も隣接する。
この区間は地下で複々線化されており、2階建て構造となっている。
地下2階は急行線ホームとなっており、急行、快速急行、通勤急行が使用
1番線は下り小田原方面、2番線は上り新宿方面となっている。
地下1階は緩行線ホームとなっており、各駅停車、準急、通勤準急が使用、
3番線は下り小田原方面、4番線は上り新宿方面となっている。
地下2階ホームは一部、急行が使用する場合もある。
かつては単式2面2線構造となっていたが、
2018年3月3日に複々線化された。
また以前は京王井の頭線と改札を共有していたが、
2019年3月16日に改札を分離、中間改札も設置された。
小田急小田原線は1927年4月1日に、
小田原急行によって新宿から小田原までの区間が一気に開業した。
下北沢駅もこの時に同時に開業している。
1933年8月1日に帝都電鉄によって現在の京王井の頭線が開通した。
帝都電鉄は1940年5月1日に、
小田原急行電鉄に合併、同社の帝都線となった。
小田原急行電鉄は1941年3月1日に、
鬼怒川水力電気と合併し、小田急電鉄となる。
戦時中の1942年5月1日に小田急電鉄は東京横浜電鉄と合併、
東京急行電鉄となり、帝都線は井の頭線に変更された。
戦後の1948年6月1日に東京急行電鉄が解体、
小田原線は小田急電鉄の所属に、
井の頭線は京王帝都電鉄(現・京王電鉄)の所属となった。
もともと井の頭線は小田急の路線だったが、
小田原から箱根に続く箱根登山鉄道を傘下に収めることを熱望、
その代わりに井の頭線を東京急行電鉄(大東急)から独立した鉄道会社の中で、
経営基盤が一番脆弱だった京王電気軌道に譲渡することとなった。
京王電気軌道は井の頭線の旧路線名である帝都線を加え、
京王帝都電鉄として再び再開されることとなった。
京王線は馬車軌間と呼ばれる1,372mmを採用しているが、
井の頭線は元は小田急電鉄だこともあって1,067mmを採用している。
そのため同じ鉄道会社でも直通は出来ない。
画像は東口で、京王井の頭線の駅舎と近接している。


画像 dd26717
撮影日時 2021/10/03 15:35:39

小田急下北沢駅南西口。


画像 dd26711
撮影日時 2021/10/03 15:07:49
地上駅舎時代の改札口。


画像 dd06474
撮影日時 2006/08/05 15:14:57




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