831.山陽電鉄山陽曽根駅




山陽電鉄山陽曽根駅は相対式2面2線の地上ホームを有する山陽本線の無人駅であり、
上り線側に駅舎が設置され、下り線ホームには構内踏切で結ばれている。
JR山陽本線にも曽根駅があるが、約2kmの距離がある。
1923年8月19日に神戸姫路電気鉄道明石駅前(現・山陽明石)から姫路駅前(現・山陽姫路)まで敷設したのと同時に開業した。
開業当時は“曽根町”という駅名だったが、1924年2月には“電鉄曽根”に改称された。
1927年4月1日に神戸姫路電気鉄道は宇治川電気に合併、
1933年6月6日には宇治川電気の鉄道部門が分離されて山陽電気鉄道の駅となる。
1991年4月7日には現在の“山陽曽根”に改称された。
駅名は地名にもなっている曽根天満宮から来ている。
曽根天満宮は兵庫県高砂市曽根町にある菅原道真を祭った神社である。
創建年代は不詳だが、社伝によると901年(延喜元年)、菅原道真が大宰府に左遷される途上に伊保の港から上陸、
この地に「我に罪なくば栄えよ」と松を手植えしたという。
後に播磨国に流罪となった子の菅原淳茂によって創建されたと伝えている。
この松は“曽根の松”として知られている。


画像 dd06509
撮影時刻 2006/08/25 15:08:42



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