875.東武東上線霞ヶ関駅



東武東上線霞ヶ関駅は島式1面2線の地上ホームを有する東上本線の駅である。
画像は北口で1番線を下り、2番線を上りが使用する。
東上本線の前身は東上鉄道で、初代社長にはのちの東武鉄道の社長となる根津嘉一郎氏が就任した。
設立は1911年で、1914年5月1日に池袋から田面沢までが開業した。
田面沢は現在の川越市から霞ヶ関の間にあった駅で、
1916年10月27日に坂戸町(現・坂戸)まで延伸した時に田面沢を廃止、同時に“的場”の駅名で開業した。
駅所在地は開業した当時から“霞ケ関”だったが、江戸時代には川越藩的場の地名だったことから“的場”の駅名になった。
現在の“霞ヶ関”の駅名となったのは1930年1月14日で、1929年に霞ヶ関カントリー倶楽部が開業した影響があると思われる。
余談だが、東京メトロ霞ヶ関駅が開業したのは1958年10月15日に丸ノ内線が西銀座(現・銀座)から霞ヶ関まで延伸した時で、
東上本線の方が先である。
また駅名「霞ヶ関」で正式表記では小さな「ヶ」であるが、地名の方は「霞ケ関」で正式表記は大きな「ケ」である。


画像 dd07329
撮影時刻 2006/11/14 13:26:19

東武東上線霞ヶ関駅南口。


画像 dd07330
撮影時刻 2006/11/14 13:29:59




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