923.三岐鉄道楚原駅



三岐鉄道楚原駅は相対式2面2線の地上ホームを有する北勢線の駅である。
番線はないが、駅舎側が上り、反対側が下りとなり、構内踏切で結ばれている。
駅舎は1992年9月22日から使用が開始となった近鉄時代からのものである。
1914年4月5日に北勢鉄道の駅として開業、1934年6月27日に北勢鉄道は北勢電気鉄道に社名変更、
戦時中の1944年2月11日にいくつかの会社が戦時統合により三重交通となる。
1964年2月1日に三重電気鉄道に事業譲渡の上、1965年4月1日に近畿日本鉄道に合併する。
近畿日本鉄道による北勢線の廃止の方針に地元の要望を受ける形で三岐鉄道が名乗りを上げ、
2003年4月1日に事業譲渡されて継続営業になった。
北勢線はナローゲージで特別な車両のために、他の鉄道から譲渡を受けることも出来ず、
近鉄時代の車両がそのまま走っている。


画像 dd08055
撮影時刻 2007/03/17 14:00:44



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