935.長野電鉄湯田中駅



長野電鉄湯田中駅は単式1面1線の地上ホームを有する長野線の終着駅である。
かつては相対式2面2線の地上ホームを有する駅だったが、
平坦な部分に3両分のホームを設置したために、カーブから湯田中駅に至ると2両分しかホームにかからず、
そのためいったん県道の踏切を閉めていったん駅を通り過ぎてから、
ポイントを切り替えて、スイッチバックしてホームに至る。
3両編成の列車が駅に至るたびに県道の踏切を閉めてスイッチバックする駅として有名だった。
2006年9月1日から30日までバス代行を行って大規模改修工事を行い、スイッチバック構造を解消した。
これによって県道の踏切とその先の約200mの延長線も廃止された。
旧1番線側の旧駅舎は改装され、「湯田中駅前温泉 楓の湯」という日帰り入浴施設となった。
1927年4月28日に平穏線として信州中野から湯田中までが開業、同年8月27日に山ノ内線に改称された。
現駅舎は1955年11月15日に完成した。
天井の染布には題「志賀高原大沼池の黒龍」とあり、以下のように解説がある。

   民話「黒姫物語」

 志賀高原・大沼池の主である大蛇(黒龍)は、山里の黒姫に恋をしました。
 若侍に姿を変え、父である高梨城主・摂津守政盛に結婚をお願いしましたが、
 策略にはめられ、ひどい仕打ちを受けました。
 怒った大蛇は大雨を降らせ、志賀高原の全ての池を切り、
 夜間瀬川を氾濫させ、里はとてもひどいありさまになりました。
 それを見た黒姫は大蛇の怒りを鎮めようと大蛇の花嫁になることを決心して叫ぶと、
 雨が止み大蛇が現れ、その背中に乗って志賀高原の山へと飛んでいきました。
 二人は大沼池で仲良く暮らしているということです。

また旧駅舎には以下のような解説がある。

   湯田中駅旧駅舎の歴史紹介

 この「楓の館」は、昭和2年(1927年)4月28日に開業しました旧湯田中駅舎を、リニューアルしたものです。
 志賀高原にちなんだ山小屋風駅舎は当時とすれば大変モダンな建物で建築当時は大変な人気でした。
 湯田中駅は町内の書く温泉や志賀高原への玄関口として、多くのお客様を迎えてきました。
 しかし、昭和31年に上の・長野間の急行列車の乗り入れにより、反対側の現駅舎に利用が移りました。
 このたび、湯田中駅前温泉「楓の湯」開湯に併せ、旧駅舎を建築当時の配色に極力近いものでリニューアルし、
 「楓の館」としました。 
 交流室や展示室として、どなたでもお気軽にご利用ください。

この旧駅舎の「楓の館」の前には「楓の湯」という無料足湯がある。


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撮影時刻 2007/04/21 12:18:49

駅近くにある足湯施設。


画像 dd08268
撮影時刻 2007/04/21 12:25:13
日帰り温泉施設「楓の湯」。
旧湯田中駅舎を利用している。


画像 dd08269
撮影時刻 2007/04/21 12:25:42
かつてのスイッチバックの跡。
今は踏切も撤去されている。


画像 dd08272
撮影時刻 2007/04/21 12:30:29




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