956.南海電鉄住吉大社駅



南海電鉄住吉大社駅は島式2面4線の高架ホームを有する南海本線の駅である。
1番線は下り緩行線、2番線は下り急行線、3番線は上り緩行線、4番線は上り急行線が使用する。
2番線、4番線の急行線は普段は通過列車が使用してホームとしては使われず、臨時ホーム扱いとなっている。
駅名の由来である住吉大社は駅の東側にあり、その反対側の西側には住吉公園がある。
住吉大社は摂津国一宮で、全国の住吉神社の総本社であり、
主祭神は底筒男命 (そこつつのをのみこと)、中筒男命 (なかつつのをのみこと)、表筒男命 (うはつつのをのみこと)であり、
また創建のきっかけとなった神功皇后、息長足姫命 (おきながたらしひめのみこと)も祭られる。
阪堺電気軌道阪堺線の住吉鳥居前電停が隣接しており、乗り換え可能である。
上町線は1900年に設立された大阪馬車軌道がその始まりで、
1907年3月29日には大阪電車鉄道、同年10月29日には浪花電車軌道と改称されている。
浪花電車軌道は1909年12月24日に南海鉄道に合併している。
1912年2月17日に南海鉄道の住吉(現・廃止)と住之江の間に“住吉公園”の駅名で開業した。
翌年1913年7月2日に上町線住吉神社前(現・廃止、阪堺線住吉駅に統合)から延伸して住吉公園電停が開業。
南海鉄道は1944年6月1日に近畿日本鉄道に合併されたが、1947年6月1日には南海電鉄に路線譲渡されている。
高架化が開始されたのは1977年4月10日で、この時は外側の2線のみが高架化され、
全線の高架化が完成したのは1980年6月15日である。
高架化完成1年前の1979年5月9日には住吉公園から住吉大社に駅名が改称されている。
阪堺線、上町線の軌道線は1980年12月1日に分社化され、阪堺電気軌道となる。


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撮影時刻 2007/07/08 12:36:10



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